排卵誘発剤
薬を使って排卵を誘発させる治療方法
私たち夫婦は、6ヶ月目のタイミング法でめでたく妊娠。
これは本当に、ラッキーだったのかもしれません。
タイミング法で妊娠に至らなければ、
次の段階として一般的に行われるのが排卵誘発剤の使用です。
飲み薬と注射の2種類があり、普通は飲み薬から使い始めるらしいです。
誘発剤を使うことで、排卵する力が足りなければそれを補い、
妊娠の確率を高めるために卵子を複数排卵させる効果があります。
排卵誘発剤というと、「双子や奇形が生まれたりしないか?」という誤解や
「自然に任せればいいのに、薬を使うなんて…」と
拒否反応を表す人がいるんですよね(主に親戚など)。
双子が生まれる確率は飲み薬の場合5%ほど。
先天性奇形をもっている子が生まれるというのも誤解で、
誘発剤は卵巣に作用するものであって卵子には作用しないので、
奇形児が生まれることはないそうです。
不妊治療をしているというと、
こういった誤解や偏見にさらされることも少なくありません。
せめて正しい理解をしてもらえれば…と思います。
具体的な方法
飲み薬と注射のどちらかを投与します。
◉排卵誘発剤「クロミッド」(飲み薬)を使うクロフェミン療法
脳に作用し、卵巣を刺激するホルモンを分泌させることにより排卵を促します。
生理開始の5日目から、1日1錠を5日間服用します。
最初は少量から、だんだん量を増やして服用していくようです。
◉HMGホルモン(注射)を使うHMG-HCG療法
クロフェミン療法でも排卵に至らない場合は、注射によるこの療法になります。
HMG製材と呼ばれる、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)の
混合薬を生理開始3~5日あたりに打ち、複数の卵胞を育てていく方法です。
HMG-HCG療法は注射のため、何度も通院する必要があったり、
一度にたくさんの卵胞が育つため多胎(双子、三つ子など)になりやすい
という注意点もあります。
副作用などのリスクは?
◉排卵誘発剤「クロミッド」の場合
排卵誘発剤の気になる副作用には、「子宮内膜が薄くなる」、
「頚管粘液が減少する」などが見られるようです。
また、この薬を使って妊娠した場合、
自然妊娠よりも流産の確率が少し高くなると言われます。
試用期間が長くなるほど、副作用が現れる可能性はどうしても高くなります。
でも、医師の指示に従って服用するので基本的に問題はないと思いますが…。
あまりリスクばかり考えていても余計にストレスになってしまいますね。
◉HMGホルモンの場合
こちらの場合、一度に複数の卵胞が育ってくるため、
多胎妊娠になりやすいというリスクがあります。
また、排卵誘発剤で最も注意すべき
「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」が起こりやすいと言われます。
特に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の人はOHSSを招きやすく、注意が必要です。